日本橋交差点物語

今日夕方に日本橋交差点近くにある小さな古臭い古本屋に寄った
勿論、古本を
と言っても、一度読んだ文庫本
綺麗なもんや！

持って行ったが、
やや頭が呆けたような婆さんが店番
いつもの年齢不詳の女性が不在で買取してもらえなかった(>_<)
しかし、この婆さん只者やない
大正時代か？と思うような着物姿で赤い口紅
勿論、白粉も……

まるで、九条か飛田にいる桶屋の婆さんかと思ったわ(笑)
マジ笑いそうになった
また喋り方もおっとりしていて
｢いまあの子は出ていて買値がつけられへんのんで(ありんす)｣
婆さん
あんた、昔、ひょっとして
日本橋太夫
やったんか？

日本橋と言えば
国立文楽劇場があるから不思議じゃないが
まぁ粋な婆さんも居るもんだわ(笑)

何故？この店に行くのか？
理由は簡単
買取価格がブックオフに比べ高いのよ

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